政治について何も知らない若造が貯蓄税について語ってみる
こう、タイトルを付けると無知のくせに知ったような口を利くな、と叩かれるかもしれない。
でも知らないからこそ、あえて記事にして書き綴ってみる。書くことでコメントやtwitter(@ko24dak)でメッセージをくれる方がいるかもしれない。まぁ、無名なので期待しておりませんがw
ここ最近の日経は、本格的に回復してきており今日で13日間連騰を達成したようです。
これ、実は結構スゴイことで1988年以来の29年ぶりとなるそう。
しかし、私が生活していて「見える」ところでの景気の良さは未だ実感は出来ていません。
日経が上がっているのに、景気が良くならないのは何故かという話をすると、長くなりそうでタイトルの件と話がずれてしまうので割愛します。
貯蓄税とは
貯蓄税とは、銀行に預けている預金に税を課すという内容です。預金額が多いほど課税される仕組みですね。
昨年、マイナンバーが導入されてから個人の資産が把握しやすくなったため、このような新たな課税が表向きになってきたとかどうとか。
貯蓄税を適用する良し悪し
メリット
銀行に眠っている資金を使ってもらうことで、経済を潤すことが出来ます。
「金は天下の回り物」、お金が回らないと経済も良くならないですよね。
貯金をすることが趣味の人も増えており、常に安定を求め、保守的な日本人だからこそ貯蓄税って機能するんじゃないかなと思います。
デメリット
まず、考え付いたのが資産家が日本から出ていく恐れがあるんじゃないかなと。
富裕層をターゲットにした課税なのに、こうなってしまったらあんまり効果的とは思えないですね。
出ていかなくても、海外の銀行を利用したり色々策はあると思いますけどね。
もう1つ、銀行の預金が減り、銀行が機能しなくなるんじゃないかなと思いました。
結果、ベンチャー企業などに資金が渡らなくなり、新しい企業が育たなくなるのかなと。
私の意見とおわりに
私は、記事を書く前まではこの貯蓄税の導入に比較的賛成でした。
こう書くと「そもそもお金持ってないからそんなこと言えるんだよ」と思われるかもしれません。自慢でも何でもありませんが、現在5~60代の平均貯金額くらいを預金しています。
仮に私がビルゲイツくらいの資産を持っていたとしても、同じ考えをしていたと思います。富裕層個人にフォーカスを置いたら、短期間では一見損をしているように見えますが、経済が回るということは、長い目で見てそれだけ自分へのリターンも増える、つまり得をしているという考えです。
ここまでは賛成の意見を述べましたが、パッとメリット・デメリットを見比べてみてデメリットの方がインパクトが強く、んーーーー。なかなか実行して景気を良くするのは難しいのかなって思います。
政治のことも国の借金とかのことも、ほとんどわかってない日本人としてダメな奴ですが、新しい課税を増やすことよりももっと根本的な、日本人の保守性を小さいうちから緩和(と言ったらおかしいでしょうか・・・)するのが大切なんじゃないかなとも思います。国民性だから仕方ないといえばそれで終わりですけどね。